楽天証券とSBI証券どっち?|経理マンが両方使った正直な比較【2026年版】

楽天証券 vs SBI証券/経理マンが両方使った正直な比較/どっちが向いてる?タイプ別/【2026年版】 新NISA・投資

「投資を始めたいんだけど、証券口座はどこで作ればいいか」

新NISAをきっかけに投資を始める人が増えて、最初に証券口座をどこで開設するかを悩まれると思います。

僕は、楽天証券とSBI証券の両方に口座を持っていて、どちらも実際に使ってきました。そのうえで、今は管理をシンプルにするために、運用を楽天証券に集約しています。だからこの記事は、ネットの数字を並べただけの比較ではなく、両方を実際に使った経理マンが、数字の目線で正直に比べてみるという内容です。

先に大事なことをお伝えしておくと、僕は「どっちが上」とは言いません。実際に両方使ってみて、どちらも口座開設は無料で、手数料は最安水準、初心者がどちらを選んでも大きな失敗にはなりにくいというのが正直な実感だからです。そのうえで、「こんな人はこっちが向いている」というタイプ別の整理と、「両方使ってみて、今は楽天に集約した」という実体験をお話しします。

※本記事は特定の証券会社を推奨するものではありません。どちらが優れているという話でもなく、僕自身が両方使ってみた感想と考え方の実体験です。手数料・クレカ積立の還元率・取扱商品数などの数字は改定がとても多く、本記事の数値は執筆時点(2026年6月)の参考値です。最新は各証券会社の公式サイトでご確認ください。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。


この記事を書いた人

フク|経理×投資×筋トレ×ライダー

  • アラフォーの会社員。一般企業で経理・財務を担当
  • 新NISAを年間満額(360万円)で積立中。中身は全額S&P500のインデックス
  • 特定口座で日本高配当株147銘柄+米国高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)を運用。年間配当約12万円(税引前)
  • 新NISAも高配当株もETFも、今はすべて楽天証券に集約。SBI証券にも口座があり過去に使っていました。楽天カードでクレカ積立をしています
  • 簿記2級・FP3級・会計専門職大学院修了
  • 筋トレ歴4年・大型バイクで年1万km走行
  • 「複利で健康・資産・楽しい事を同時に育てる」がモットー
  • ブログ「複利ノート」運営

経理マンとして毎日、会社のお金と税金の数字に向き合っているので、コスト(手数料)やポイント還元率といった「数字」を冷静に見るクセがついています。証券会社選びも、イメージや雰囲気ではなく、両方を実際に使ったうえで数字で比べるという目線でまとめてみました。最終的には楽天証券に集約しましたが、その判断に至った経緯も含めて正直にお話しします。


先に結論:両方とも優秀・僕は楽天に集約した

長い記事になるので、先に僕の結論をお伝えします。

楽天証券もSBI証券も、ネット証券の二大巨頭と呼ばれるだけあって、どちらも非常に優秀です。具体的には、次の点で両社にほとんど差がありません。

  • 口座開設・口座維持はどちらも無料
  • 国内株の売買手数料は、条件を満たせばどちらも0円のコースがある(業界最安水準)
  • 新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)にどちらも対応
  • 米国株・米国ETFの売買手数料もほぼ同水準

つまり、「片方を選んだら大損する」というような決定的な差はありません。初心者がどちらを選んでも、入り口として大きな失敗にはなりにくいというのが、両方使っている僕の正直な実感です。

そのうえで、僕自身は今、運用を楽天証券に集約しています。

  • 新NISA(全額S&P500)も、特定口座の日本高配当株147銘柄も、米国高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)も、すべて楽天証券にまとめています
  • 以前は高配当株の一部をSBI証券でも買っていましたが、管理を簡単にして、考えること(脳のリソース)を減らすために楽天へ一本化しました
  • SBI証券の口座は今も持っていますが、今はアクティブには使っていません

なぜ一本化したのか、そもそも両社の何が違うのか。ここから一社ずつ、僕の実体験を交えて掘り下げていきます。「結論だけ知りたい」という方は、後半の「タイプ別:こんな人は楽天/こんな人はSBI」まで飛んでもらっても大丈夫です。


楽天証券の特徴|メリットと気になる点(実体験)

まずは僕のメイン口座、楽天証券から。

楽天証券は、楽天グループのネット証券です。楽天市場・楽天カード・楽天モバイルなど、いわゆる「楽天経済圏」とのつながりが強いのが最大の特徴です。

僕が感じているメリット

① 画面・アプリが分かりやすい

これは僕が楽天証券をメインにしている、いちばん大きな理由です。投資を始めたばかりの頃でも、どこを押せば何ができるのか直感的に分かりやすく、迷いにくい作りだと感じています。スマホアプリ「iSPEED」も含めて、「シンプルで見やすい」という印象です。初めての一社としてのとっつきやすさは、僕の体感ではかなり高いです。

② 楽天ポイントとの連携

楽天カードでのクレカ積立や、保有している投資信託に応じて楽天ポイントが貯まる仕組みがあります。貯まったポイントは楽天市場での買い物にそのまま使えますし、ポイントを使って投資信託を買う「ポイント投資」もできます。普段から楽天市場で買い物をする人にとっては、ポイントが投資と生活でぐるぐる回るのが心地よいところです。

③ 楽天カードでのクレカ積立

僕は実際に楽天カードで投資信託のクレカ積立をしています。設定してしまえば毎月自動で積み立てられて、積立額に応じて楽天ポイントが貯まります。この「ほったらかしでポイントも貯まる」感覚は、続けやすさにつながっていると感じます。還元率の詳しい話は後の章で扱います。

④ 日経新聞の記事が読める(日経テレコン)

楽天証券の口座を持っていると、専用ツールから日経新聞の記事の一部を無料で読めます(楽天証券版の日経テレコン)。経理の仕事柄、日経の記事はよく読むので、これは地味ですが助かっています。

気になる点(正直なところ)

メリットばかりではないので、気になる点も正直に書きます。

  • ポイント制度の改定の影響を受けやすい:楽天経済圏との連携が強いぶん、楽天側のポイントルールが変わると、投資のお得度もその影響を受けることがあります。実際、クレカ積立の還元率はこれまで何度か改定されてきました(良くなった時も、見直された時もあります)。「楽天のルールに乗っている」という側面は意識しておくとよいと思います。
  • 取扱商品の"幅"はSBIにやや譲る場面がある:外国株の取扱国の数など、商品ラインアップの幅広さという点では、後述するようにSBI証券のほうが一歩広い面があります。ただし、新NISAやインデックス投資、米国ETFといった「多くの人が使う範囲」では、楽天証券でまず困ることはないというのが僕の実感です。

総じて、「シンプルで分かりやすく、楽天経済圏と相性がいい」のが楽天証券。僕がメインにしているのは、この使いやすさと、生活が楽天寄りであることが理由です。


SBI証券の特徴|メリットと気になる点(実体験)

次に、僕も以前使っていたSBI証券です。

SBI証券は、ネット証券で口座数最大手とされる存在です。「とにかく総合力で隙が少ない」というのが、実際に使ってきた僕の印象です。

僕が感じているメリット

① 取扱商品の幅が広い

SBI証券の強みは、なんといっても取扱商品の豊富さです。たとえば外国株は、米国株だけでなく、中国・韓国・アセアン各国など9カ国の株式を取り扱っているとされています(楽天証券は米国・中国など6カ国)。「米国以外の国の株にも投資してみたい」という人にとっては、選択肢の幅が効いてきます。投資信託の取扱本数も業界トップクラスです。

② 単元未満株(S株)が使いやすい

通常、日本株は100株単位(1単元)で売買しますが、SBI証券の「S株」を使えば1株から買えます。対象は東証上場の約3,800銘柄(2026年3月時点)と幅広く、「数万円もする株を、まず1株だけ試しに買ってみる」といったことがしやすいです。僕も特定口座で個別株を細かく買いたいとき、この機能を重宝してきました。

③ 三井住友カードでのクレカ積立・Vポイント

SBI証券は三井住友カードでクレカ積立ができ、Vポイントが貯まります。カードの種類や年間利用額の条件によっては、楽天より高い還元率を狙える場合もあります(条件が細かいので、これも後の章で整理します)。僕も三井住友カード(NL)を保有しています。

④ IPO(新規上場株)の取扱が多い

IPO(新しく上場する株の抽選販売)は、取扱社数が多いほど抽選に参加できるチャンスが増えます。SBI証券は2025年の新規上場(66社程度)のうち60社以上を取り扱ったとされ、ネット証券の中でも取扱数が多い部類です(楽天証券は40社台)。IPOに挑戦したい人には、参加機会の多さが魅力になります。

気になる点(正直なところ)

  • 画面・機能が多機能で、最初はやや複雑に感じる:これはメリットの裏返しです。できることが多いぶん、投資を始めたばかりの人には「どこを見ればいいのか分かりにくい」と感じる場面があるかもしれません。僕自身、楽天証券のシンプルさに慣れていたので、SBIの画面は最初すこし情報量が多いと感じました(慣れれば問題ありません)。
  • ポイントの種類・条件がやや分かりにくい時期があった:Vポイントへの一本化など制度の変遷があり、「どのポイントがどう貯まるか」を把握するのに少し調べる必要があると感じることがあります。

総じて、「総合力が高く、取扱商品の幅・単元未満株・IPOといった"やり込みたい人"向けの引き出しが多い」のがSBI証券。僕も以前は、楽天では手が届きにくい部分を補う使い方をしていました。


項目別ひと目で比較(一覧表)

ここで全体像を一覧にします。最初に強くお伝えしておきたいのですが、ここに挙げる手数料・還元率・取扱本数・取扱社数などは、改定が非常に多い項目です。特にクレカ積立の還元率は頻繁に変わります。本記事の数値は執筆時点(2026年6月)のおおよその参考値として見ていただき、実際に口座を作る前には、各証券会社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。

項目楽天証券SBI証券
口座開設・維持費無料無料
国内株の売買手数料条件を満たせば0円のコースあり条件を満たせば0円のコースあり
米国株・米国ETF手数料約定代金の0.495%(税込)・上限22ドル程度約定代金の0.495%(税込)・上限22ドル程度
投資信託の取扱本数約2,500本以上業界トップクラス(約2,600本前後)
新NISA つみたて投資枠約280本前後約280本前後
クレカ積立のカード楽天カード三井住友カードなど
クレカ積立の還元率(目安)年会費無料カードで0.5%程度〜(上位カードで最大2%程度)年会費無料カードで条件により0%〜1.0%程度(上位カードで最大3%程度)
貯まるポイント楽天ポイントVポイント
単元未満株(1株から)かぶミニ(対象銘柄は限定的)S株(東証上場 約3,800銘柄)
外国株の取扱国6カ国程度9カ国程度
IPO取扱(2025年実績の目安)40社台60社台
画面・アプリの印象シンプルで分かりやすい(個人の感想)多機能・情報量が多い(個人の感想)

※2026年6月時点・最新は各証券会社の公式サイトでご確認ください。特にクレカ積立の還元率・投信本数・手数料コース・IPO取扱は改定が多い項目です。

この表だけでも、両社のキャラクターの違いがなんとなく見えてきます。

  • 共通:口座開設無料・国内株手数料0円コースあり・米国株手数料ほぼ同じ・新NISA対応・投信本数も豊富。ここは"ほぼ互角"。
  • 楽天の色:楽天ポイント・シンプルな画面・楽天カード。生活が楽天寄りの人と相性がいい。
  • SBIの色:取扱商品の幅・単元未満株(S株)・IPOの多さ・三井住友カード。幅広くやり込みたい人に向く。

数字の細かいところは変わっていくので、「どちらも基本性能は高く、色(得意分野)が少し違う」という大づかみで捉えるのがいちばん実用的だと、僕は思っています。


タイプ別:こんな人は楽天/こんな人はSBI

ここまでを踏まえて、「じゃあ自分はどっち?」という疑問に、タイプ別で整理します。繰り返しますが、どちらが正解という話ではありません。自分の生活スタイルに合うほうを選ぶのが現実的、という整理です。

楽天証券が向いていそうな人

  • 楽天経済圏をよく使っている(楽天市場・楽天カード・楽天モバイルなど)。ポイントが投資と生活でぐるぐる回るのが効いてくる
  • とにかくシンプルで分かりやすい画面がいい。投資が初めてで、難しい機能はいらないという人
  • メインのクレジットカードが楽天カード。手持ちのカードでそのままクレカ積立を始めたい

僕がメインに楽天を選んでいるのも、まさにこのタイプに当てはまるからです。「迷ったらまず分かりやすいほうから」という意味でも、入り口として選びやすいと感じています。

SBI証券が向いていそうな人

  • 取扱商品の幅を活かしたい。米国以外の外国株も触ってみたい、投資信託の選択肢を広く持ちたい
  • 単元未満株(S株)で個別株を1株ずつ細かく買いたい。少額で色々な銘柄を試したい
  • IPO(新規上場株)の抽選に積極的に参加したい
  • メインのクレジットカードが三井住友カード。普段の利用額が多く、高めの還元率を狙える条件に当てはまる

「投資をある程度やり込んでいきたい」「幅広く商品を見たい」という人には、SBIの引き出しの多さが効いてくると思います。

どちらでも大きく困らない人

正直に言うと、「新NISAでインデックス投信(S&P500やオルカン)を積み立てたいだけ」という多くの人にとっては、どちらを選んでもほぼ困りません。両社とも対象商品をそろえていて、手数料もクレカ積立の仕組みもあります。その場合は、「自分が普段使っているポイント・カードがどっちか」で選ぶのがいちばんスッキリすると思います。


経理マンの結論|僕は楽天に集約した(実体験)

ここからは、両方を実際に使ってきた僕自身が、今どうしているかという実体験です。あくまで「僕の場合」であって、これが正解という話ではない点はご了承ください。

今は楽天証券にすべて集約

結論から言うと、僕は今、運用をまるごと楽天証券に寄せています。具体的には次のとおりです。

  • 新NISAで全額S&P500のインデックス投信を積立(年間満額360万円)
  • 特定口座の日本高配当株147銘柄も楽天証券
  • 米国高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)の3本も楽天証券の特定口座
  • 楽天カードでクレカ積立して、楽天ポイントを貯め、楽天市場で生活に使う

つまり、新NISAも高配当株もETFも、ひとつの口座にまとまっている状態です。米国高配当ETFの中身については米国高配当ETFおすすめ|VYM・HDV・SPYD+SCHDで詳しく書いています。

以前はSBI証券も使っていました

実は、はじめから1社にまとめていたわけではありません。以前は、日本の高配当株の一部をSBI証券でも買っていました。SBI証券は単元未満株(S株)の対象銘柄が幅広く、個別株を1株ずつ細かく積み上げるのに便利だったからです。SBIの「総合力の高さ」は、こうして実際に使った実感から来ています。

SBI証券の口座は今も残していますが、今はアクティブには使っていません。

なぜ「集約」したのか

「メインとサブで使い分けたほうが、いいとこ取りできるのでは?」と思う方もいると思います。実際、両方を併用する考え方も一理あります。

ただ、僕がたどり着いたのは逆の結論でした。口座が2つに分かれていると、それだけで「どっちにいくら入っているか」「次はどっちで買うか」を考える手間が増えるんです。資産の全体像もパッと見えにくくなります。経理の仕事柄、数字は一覧でスッと把握できるほうが落ち着く、という性格もあります。

そこで、管理を簡単にして、投資に使う「考えること(脳のリソース)」を減らすために、楽天証券へ一本化しました。新NISAのような「一度決めたら長く続ける」ものは、ストレスなく放っておける状態がいちばん続きます。僕の場合は、画面が分かりやすくて生活も楽天寄りの楽天証券に寄せるのが、いちばんラクだと感じました。

「両方持つ」のもアリ(人によっては)

念のためお伝えすると、僕が集約したからといって、「みんな1社にまとめるべき」という話ではありません。口座開設はどちらも無料なので、メインの使いやすさ(楽天)と、幅広さ(SBI)の両方を持っておくという選び方も、人によっては十分アリだと思います。S株で幅広く個別株を買いたい、IPOの抽選にも参加したい、という人なら、両方持つメリットは効いてきます。

要は、「考えることを減らしたい人は1社に寄せる」「やり込みたい人は両方持つ」と、目的で分かれるイメージです。

なお、新NISAの口座(つみたて投資枠・成長投資枠)は、1年に1人1社でしか使えません。特定口座(課税口座)は何社で持っても問題ありませんが、新NISAをどちらの会社で使うかは選ぶ必要があります。僕は新NISAは楽天証券で使っています。新NISAの枠の考え方そのものは新NISA満額360万円の使い方にまとめています。


クレカ積立・ポイントの違い

両社を比べるうえで、いちばん「お得度」に効いてきて、かついちばん改定が多くて分かりにくいのがクレカ積立とポイントです。ここは特に丁寧に、かつ断定を避けて整理します。

※最初にお断り:クレカ積立の還元率は本当に頻繁に変わります。以下は執筆時点(2026年6月)の一例としてお読みください。実際の条件は、各証券会社・各カード会社の公式情報でご確認ください。

楽天証券 × 楽天カード

僕が実際に使っているのがこちらです。

  • 楽天カードで投資信託のクレカ積立ができます(上限は月10万円程度)
  • 還元率は、年会費無料の楽天カード(一般)でおおむね0.5%程度が基本。上位カード(ゴールド・プレミアム・ブラックなど)になると、年会費がかかるかわりに還元率が上がる仕組みです(執筆時点で最大2%程度とされるカードもあります)
  • 貯まるのは楽天ポイント。楽天市場の買い物にそのまま使えるのが分かりやすい

僕は年会費無料のカードで淡々と積み立てていますが、「無理に上位カードにしなくても、生活で楽天ポイントが使えるなら十分お得」というのが実感です。

SBI証券 × 三井住友カード(NL)など

もう一つの王道がこちらです。僕も三井住友カード(NL)を保有しています。

  • 三井住友カードで投資信託のクレカ積立ができ、Vポイントが貯まります
  • 還元率は、カードの種類と前年の年間利用額に応じて変わる仕組みです。年会費無料のカードでは条件により0%〜1.0%程度、上位カード(ゴールド・プラチナプリファードなど)では条件次第で最大3%程度を狙える場合もあるとされています
  • ここで注意したいのは、2026年から条件が見直され、年間利用額の集計対象やポイント付与の条件が以前と変わっている点です。「カードを持っているだけで高還元」ではなく、「普段の買い物でいくらカードを使っているか」が効いてくる設計になっています

経理マン目線での見方

数字を扱う仕事をしている立場から言うと、クレカ積立は「自分の生活に合うカードを、無理なく使った場合の還元率」で考えるのが現実的だと思っています。

  • 高い還元率を狙うために、普段使わない上位カードの年会費を払うのは、本末転倒になりがちです。年会費と還元額を引き算して、手元にプラスが残るかを冷静に見るのが経理流です
  • すでにメインで使っているカードがどっちか(楽天カードか、三井住友カードか)で素直に選ぶのが、いちばんラクで失敗が少ないと感じます

「還元率が高いほうが正解」とは限りません。条件を達成できないと結局もらえないこともあるので、数字は「自分が達成できる現実的な条件での還元率」で見るのがおすすめです。最新の還元率と条件は、各社公式でご確認ください。


口座開設の動線(PR)

【PR】ここからは口座開設の案内です。口座開設はいずれも無料です。

新NISAやインデックス投資、米国ETFを始めるなら、取扱商品が豊富で、新NISAにも対応しているネット証券を選んでおけば、まず困ることはありません。僕が実際に口座を持っている2社を中心にご案内します。

証券会社僕の使い方・特徴
楽天証券僕が今すべて集約している口座。画面が分かりやすく、楽天ポイント連携・楽天カードのクレカ積立が便利
SBI証券僕も以前使っていた口座。取扱商品の幅・単元未満株(S株)・IPOの多さが強み
マネックス証券米国株・米国ETFに強みがあるとされるネット証券。過去の財務データを確認できる「銘柄スカウター」という分析ツールがあるとされます

※僕が口座を持っているのは楽天証券とSBI証券の2社です(今は楽天証券に集約しています)。マネックス証券は僕自身は口座を持っていないため、公開情報をもとにした客観的な紹介にとどめています。証券口座の開設は無料です。取扱商品や手数料・還元率は変更される場合があるため、最新は各社公式でご確認ください。


まとめ|迷うなら生活圏で選ぶ・両方持つのもアリ

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に要点を整理します。

  • 楽天証券もSBI証券も、どちらも非常に優秀。口座開設無料・国内株手数料0円コースあり・米国株手数料ほぼ同じ・新NISA対応で、基本性能はほぼ互角
  • 楽天証券=シンプルで分かりやすい・楽天ポイント連携・楽天カードのクレカ積立。生活が楽天寄りの人と相性がいい
  • SBI証券=取扱商品の幅・単元未満株(S株)・IPOの多さ・三井住友カード。幅広くやり込みたい人に向く
  • 僕は今こうしている:両方使ってみたうえで、管理を簡単にして考えることを減らすため、新NISA・高配当株・米国ETFをすべて楽天証券に集約(SBI証券の口座も保有・以前は併用)
  • どちらが正解とは言えない自分が普段使っているポイント・カードがどっちかで選ぶのがいちばんスッキリする
  • 口座開設は両方とも無料なので、まず両方作って、合うほうを選ぶのもアリ。1社に寄せてラクに続けるか、両方持って幅を取るかは、目的しだい

証券会社選びは、投資の第一歩でつまずきやすいポイントですが、「どちらを選んでも大きな失敗にはなりにくい」というのが、両方使っている僕の正直な結論です。完璧な1社を探して立ち止まるより、自分の生活圏に合うほうで一歩踏み出すほうが、結果的に得をすると思います。

「複利で健康・資産・楽しい事を同時に育てる」。あなたの生活に合った1社(あるいは2社)で、無理なく長く続けられる投資のきっかけになればうれしいです。


その他補足

Q. 楽天証券とSBI証券、両方とも開設してもいいですか?

アリだと思います。口座開設・維持はどちらも無料なので、両方持っておくこと自体に費用はかかりません。僕も両方に口座を持っています(今は楽天証券に集約していますが、SBIの口座も残しています)。ただし、新NISAの口座は1年に1人1社でしか使えないので、新NISAをどちらで使うかは選ぶ必要があります(特定口座は何社持っても問題ありません)。デメリットを挙げるとすれば、ログインや資産管理の手間が2社分になることくらいです。僕が最終的に1社へ寄せたのも、この「考えること・管理の手間」を減らしたかったからです。

Q. 新NISAを始めるなら、どっちがいいですか?

どちらも新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)に対応していて、対象商品もほぼそろっています。そのため、「自分が貯めたいポイント・使いたいクレジットカードがどっちか」で選ぶのが現実的だと思います。楽天ポイント・楽天カードなら楽天証券、Vポイント・三井住友カードならSBI証券、という選び方です。新NISAの枠の使い方そのものは新NISA満額360万円の使い方で詳しく書いています。

Q. 米国高配当ETF(VYM・HDVなど)は、どっちで買えますか?

両社とも米国ETFを取り扱っているので、どちらでも買えます。米国株・米国ETFの売買手数料も両社ほぼ同水準です。僕は特定口座でVYM・HDV・SPYDの3本を持っています。どのETFを選ぶかや、新NISAで持つか特定口座で持つかという話は米国高配当ETFおすすめ|VYM・HDV・SPYD+SCHDで整理しているので、あわせて読んでみてください。

Q. 投資が初めての初心者は、どっちがいいですか?

断定はできませんが、傾向としてはこう整理できます。「とにかくシンプルで分かりやすい画面がいい」ならシンプルさで楽天証券、「これから幅広くやり込んでいきたい」なら引き出しの多いSBI証券、という考え方です。ただ、新NISAでインデックス投信を積み立てるだけなら、正直どちらでも大きく困りません。迷ったら、自分が普段使っているポイント・カードに合うほうから始めてみるのがおすすめです。投資の始め方そのものは投資の始め方5ステップにまとめています。


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※免責事項
本記事は筆者の経験と分析に基づく情報提供であり、特定の証券会社(楽天証券・SBI証券・マネックス証券を含む)への口座開設や、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。どの証券会社が優れているという趣旨でもなく、筆者個人が複数の証券会社を利用した感想と考え方の実体験です。株式・投資信託などへの投資にはリスクが伴い、価格や分配金は変動し、元本割れの可能性があります。手数料・クレカ積立の還元率・ポイント制度・取扱商品数・取扱国数・IPO取扱実績・単元未満株の対象銘柄数などの数値は2026年6月時点の参考値であり、これらの項目は改定が非常に多く、今後変更される場合があります。特にクレカ積立の還元率は頻繁に改定され、カードの種類や年間利用額などの条件によって実際の付与率が変わります。最新の内容は、楽天証券・SBI証券・マネックス証券および各カード会社(楽天カード・三井住友カードなど)の公式情報、ならびに金融庁の情報でご確認ください。新NISA・税制の有利不利はご自身の状況によって結論が変わります。個別の税務相談は税理士等の専門家にご相談ください。なお、本記事の口座開設リンクには広告(アフィリエイト)を含みます。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。