高配当株の権利付き最終日カレンダー【2026年12月〜2027年3月】いつまでに買えば配当がもらえる?経理マンが解説

高配当株の権利付き最終日カレンダー【2026年12月〜2027年3月】 高配当株投資

高配当株の配当をもらうには、「権利確定日」に株主として名前が載っている必要があります。そのためには、権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)の取引終了までに買って、持っておくことが条件です。

ただ、この「2営業日前」は、土日や祝日、年末年始の休みが入ると日付がずれます。月末がちょうど休日にあたる月は、なんとなく「月末の3日前くらい」と覚えていると、1日ずれて間に合わないこともあります。

そこでこの記事では、2026年12月から2027年3月までの4か月分について、月末が権利確定日の銘柄の日付を早見表にまとめました。

※本記事は特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。日付は2026年10月時点で日本取引所グループ(JPX)の休業日一覧をもとに計算したもので、投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。

結論:2026年12月〜2027年3月の権利付き最終日 早見表

2026年12月〜2027年3月の権利付き最終日・配当落ち日・権利確定日の早見カレンダー(月末が権利確定日の銘柄)
月末が権利確定日の銘柄の権利付き最終日(2026年12月〜2027年3月)

月末が権利確定日の銘柄は、次のとおりです。

月権利付き最終日配当落ち日(権利落ち日)権利確定日
2026年12月12月28日(月)12月29日(火)12月30日(水)
2027年1月1月27日(水)1月28日(木)1月29日(金)
2027年2月2月24日(水)2月25日(木)2月26日(金)
2027年3月3月29日(月)3月30日(火)3月31日(水)

太字の権利付き最終日の取引終了までに買って、権利確定日まで持っておけば、その回の配当を受け取る権利が得られます。翌日の配当落ち日に買っても、その回の配当の権利はつきません。

なお、この表は「月末が権利確定日」の銘柄向けです。20日や15日など、月の途中が権利確定日の銘柄は日付が変わるので、会社の発表や証券会社の権利日カレンダーで確認してください。

4つの日付のおさらい

表に出てくる日付を、1行ずつおさらいしておきます。

  • 権利付き最終日:この日の取引終了までに持っていれば、配当の権利がつく最後の日
  • 配当落ち日(権利落ち日):権利付き最終日の翌営業日。この日に買っても、今回の配当の権利はつかない
  • 権利確定日:会社が「この日の株主に配当を払う」と決める基準の日
  • 入金日:実際に配当が振り込まれる日(権利確定日の約2〜3か月後)

なぜ「2営業日前」なのか、配当落ち日に株価が下がりやすいのはなぜか、といった仕組みは「配当金はいつもらえる?権利確定日・権利落ち日・入金日を経理マンが図解【いつまでに買えばいい?】」で図解しています。この記事では、具体的な日付に絞ってまとめます。

12月は年末の休みに注意

12月は、1年でいちばん数え方を間違えやすい月です。

東京証券取引所は、12月31日から1月3日までお休みです。2026年は12月31日(木)が休業日なので、12月の最後の取引日は12月30日(水)になります。

月末が権利確定日の銘柄は、この12月30日を権利確定日として数えます。そこから2営業日さかのぼると、権利付き最終日は12月28日(月)です。

「12月31日の2営業日前だから29日」と考えると、1日遅れてしまいます。年末は仕事やお休みの予定で慌ただしい時期でもあるので、12月に権利がある銘柄を買うつもりなら、早めに済ませておくと安心です。

12月が権利確定日になるのは、主に12月決算の会社の期末配当と、6月決算の会社の中間配当です。

1月・2月は月末が日曜日

2027年は、1月31日と2月28日がどちらも日曜日です。

月末が土日にあたると、権利確定日はその直前の営業日、つまり金曜日になります。

  • 1月:権利確定日は1月29日(金)→ 権利付き最終日は1月27日(水)
  • 2月:権利確定日は2月26日(金)→ 権利付き最終日は2月24日(水)

2月は23日(火)が天皇誕生日でお休みですが、権利付き最終日の24日より前なので、今回の数え方には影響しません。

1月・2月は、12月や3月に比べると権利確定日の銘柄は少なめです。2月は2月決算の会社の期末配当など、1月は7月決算の会社の中間配当などが対象になります。

3月は1年でいちばん銘柄が多い月

3月は、日本の会社にいちばん多い「3月決算」の期末配当が集まる月です。高配当株を持っている人なら、3月に権利がある銘柄がいくつも入っていることが多いと思います。

2027年の3月31日は水曜日なので、そのまま権利確定日になります。権利付き最終日は3月29日(月)、配当落ち日は3月30日(火)です。

3月22日(月)は振替休日ですが、権利付き最終日より前なので影響はありません。

3月は、期末配当に加えて株主優待の権利が重なる会社も多く、月末にかけて買いが集まりやすい時期です。

入金はいつごろ?

権利確定日から入金までは、だいたい2〜3か月かかります。月末が権利確定日の期末配当なら、目安は次のとおりです。

権利確定日入金の目安
2026年12月2027年3月ごろ
2027年1月2027年4月ごろ
2027年2月2027年5月ごろ
2027年3月2027年6月ごろ

あくまで一般的な目安で、実際の入金日は会社ごとに違います。中間配当は株主総会を待たずに決められる会社が多いので、期末配当より少し早めに届くことがあります。

入金まで時間がかかる理由(株主名簿の確定→配当の決議→支払いの段取り)は、先ほどの「配当金はいつもらえる?」の記事で、経理の目線から説明しています。

米国ETFは、日本株とは日程の決まり方がまったく違います。VYM・HDV・SPYDの実際の入金月は「米国高配当ETFの分配金はいつ入る?VYM・HDV・SPYDを持つ経理マンの実際の入金月を解説【2026年版】」にまとめています。

単元未満株を買うときは、注文のタイミングにも気をつける

1株から買える単元未満株でも、権利付き最終日に持っていれば配当の権利はつきます(買い方は「高配当株は1株から買える|単元未満株で「1銘柄1万円」を164銘柄まで続けた経理マンの買い方を解説【2026年版】」で書きました)。

ただし、単元未満株は証券会社のサービスによって、注文してから実際に売買が成立する(約定する)タイミングが違います。注文した時間によっては、約定が翌営業日になることもあります。

権利付き最終日に「注文を出した」だけでは間に合わない場合があるので、単元未満株で権利を取りたいときは、権利付き最終日の数日前までに注文を済ませておくのが安全です。自分の使っている証券会社の約定のタイミングは、一度確認しておくと安心です。

僕は権利日に合わせて売買はしていない

ここまで日付をまとめてきましたが、僕自身は、権利日に合わせて買ったり売ったりはしていません。売買は、たまに買い足す程度です。

配当落ち日には、配当の分だけ株価が下がりやすくなります。権利付き最終日の直前に買って、配当落ち日に売る、というやり方をしても、配当でもらった分を株価の下落で返すような形になりやすいと考えています。

だから僕にとって、この早見表は「権利日を狙って買うための表」というより、「買い足したい銘柄があるときに、今回の配当に間に合うかどうかを確かめる表」です。

買うタイミングそのものの考え方は、「高配当株の買い時はいつ?|40銘柄を売った経理マンが「買う前に見る3つの基準」【2026年版】」にまとめています。

まとめ

  • 配当の権利がつくのは、権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)の取引終了時点で持っていた人
  • 月末が権利確定日の銘柄の権利付き最終日は、2026年12月28日、2027年1月27日、2月24日、3月29日
  • 12月は年末の休みで最後の取引日が30日になり、1月・2月は月末が日曜日なので、それぞれ前にずれる
  • 入金は権利確定日のおよそ2〜3か月後(会社ごとに違う)
  • 単元未満株は約定のタイミングが違うことがあるので、数日前までに注文しておくと安心

日付は年によって変わります。この表の期間より先の日付は、証券会社の権利日カレンダーやJPXの休業日一覧で確認してみてください。

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